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永住権を持った外国人の採用について

「永住権って？」
「永住権を持った外国人を雇用するとどんなメリットがあるの？」
この記事では、そんな疑問について解説いたします。

永住権とは、外国人が在留期間を制限されることなく滞在国に永住できる権利のことを指します。日本では外国人在留資格(VISA)の一つです。現在の国籍を変えずに、長期間に渡り日本に住み続けることができる権利です。

永住許可とも呼ばれ、永住権を保有している外国人や永住許可を受けた外国人を永住者と呼びます。永住権は原則として10年以上本邦に在留していることが必須です。この期間のうち就労資格または居住資格を持って、引き続き5年以上在留していることが条件です。

日本で就労ビザを取得して労働する外国人の多くがこの永住権の取得を目指しています。この永住権を取得するためには以下の3つの条件をクリアしなくてはなりません。

厳しい審査を経て、許可を受けた外国人は、「永住者」という在留資格で日本に居住できることになります。「永住者」は法務大臣が認めたものとして、日本での活動や在留期間の制限が無くなり、社会的信用が高くなります。

2023年6月現在の日本における永住者数は２９万２，７０２人で年々増加しています。今後も日本国内における永住者は増え続けることが予想されます。

しかし取得後も、申請内容に虚偽がある場合、再入国許可を受けていない場合、居住地登録をしない場合、在留カードの有効期間更新手続きをしなかった場合、懲役や禁固刑に処せられた場合などは許可が取り消しになってしまう恐れがあるので、注意が必要です。

今回の記事では、永住権保有の外国人採用についてご紹介しました。外国人材は勤勉・真面目で向上意欲の高い優秀な人材です。永住権を持った外国人雇用をお考えの企業様はぜひ採用を視野に入れてみてはいかがでしょうか？弊社では外国人材に精通した専門のコーディネーターが、採用に関するすべてのお悩みをトータルサポート。御社の人材課題を解決します。