外国人雇用情報メディアサイト

外国人雇用

特定技能

技能実習

海外事情

お問い合わせ

地方における外国人材の採用について

「地方で外国人を採用するのはどうなの？」
「地方で外国人を雇用するとどんなメリットがあるの？」
この記事では、そんな疑問について解説いたします。

現在の少子高齢化に伴う労働力の減少から、地方における人手不足が顕著になっています。人口の増加は東京圏に集中しており、逆に地方は過疎化が進んでいます。2020年の時点で国内の総人口は1億2615万人。 2055年には1億人を下回り、9744万人ほどまで減少すると予測されています。

調査によると人手不足の企業の割合は正社員が49.3%、非正規社員は29.1%という結果が出ています。その背景には、少子高齢化以外にも団塊世代の一斉退職、非正規雇用も待遇の低さなどが挙げられます。

このような人手不足の課題を解決するには、外国人材の雇用が効果的です。若くてモチベーションに溢れ、日本の若者が敬遠する傾向にある業種も積極的に希望する外国人材を雇用することは、まさに需要と供給が一致しています。

令和4年の日本国内における外国人労働者数は過去最高を更新し、約182万人となりました。前年比で95,504人増加し、増加率は5.5%です。

このように外国人材を雇用する企業が急増していることがわかります。国籍別ではベトナム人が最も多く462,384人、次いで中国人が385,848人、フィリピン人が206,050人でした。

地方で最も外国人を多く雇用している県は一位が静岡県、二位が福岡県、三位が群馬県です。ワーストでは一位が秋田県、二位が和歌山県、三位が鳥取県でした。

まず最大のメリットは人手不足を解消できることです。外国人材は日本の若者が避ける業種であっても意欲的にエントリーし、特に母国での雇用事情から日本に仕事を求め来日して来た外国人などは、非常に根気良く働くことが多いようです。

続いて職場の若返りが図れるという点です。ベトナム人、ミャンマー人などは日本人よりもはるかに平均年齢が若いので、日本だと若者がなかなか集まらない業種であっても、若手を育成することが可能です。

3つめのメリットは多言語化に対応できる点です。外国人観光客の数は年々増え続けていますが、外国人材を採用することによって、グローバルな対応ができることが期待できます。

今回の記事では、地方の外国人採用についてご紹介しました。外国人材は勤勉・真面目で向上意欲の高い優秀な人材です。地方で外国人雇用をお考えの企業様はぜひ採用を視野に入れてみてはいかがでしょうか？弊社では外国人材に精通した専門のコーディネーターが、採用に関するすべてのお悩みをトータルサポート。御社の人材課題を解決します。